みなさま毎度こんにちわ、こしあんでございます。
昨日、ちょっと興味深いスポットへ行ってまいりましたのでご紹介しますね。
場所はコーズウェイベイの街中、何の変哲もないとある高架下です。
高架下を進んで行くと突然、路上に鎮座されておられるおばちゃんが数名おられます。。。
その脇にはなぜか祭壇が祭られています・・・???
この祭壇がなければ
外見は靴修理のおばちゃん、
でも祭壇があるのでかろうじて
占いのおばちゃん??
近からずとも当たりでした! このおばちゃんは
必殺・厄払いおばちゃん
だったのです!
香港ではこのおばちゃん達を
「打小人(ダー・シウヤン)」と呼ばれています。
香港古来の伝統的厄払い方法とは・・・
必要な道具は
インスタントチックな祭壇と・・・
なぜか
履き込まれたヒールつきパンプスに
鉄製たたき台!? ちょっとミスマッチ??では早速、お願いしま~すっ!
先ずはご覧の様な男性・女性を描かれた紙を1枚づつ渡されます。
(ちょっと意地悪そうなご両人ですね)
こちらに自分の厄となる人物、物、何でもいいのでその名前を書いちゃいます。
病気、金欠とか自分にふりかかって欲しくないものの名前でも良いそうです。
ここの神様はバイランゲージらしく日本語の記載もOK牧場~!だそうです。
おばちゃんいわく香港のお客さんは会社の上司、ご主人の浮気相手の名前なんかの
実名入りが多いそうです。
それってわら人形の釘打ち??こわ~っ!!
無難に病気と金欠の厄を書いた紙をその場で畳んで祭壇のろうそくにかざしながらお呪いを唱えます。
その間、依頼者はお線香をもってひたすら祈ります。 それが終わると・・・
先ほどのパンプスのヒールで折り畳んだ紙を鉄製のたたき台の上で
叩きます!
吉本の芸人さんがスリッパで頭をはたくようなやさしいものではありませんよ!
厄を叩きのめすっ!という気迫が近くにいてビンビンに伝わって来ます!!
あまりの高速運動に尽きパンプスが上手く写りません。
ヒールが鉄製の叩き台に打ち付けられる金属音は甲子園の高校野球・球児の
金属バットの音よりも高らかに高架下に響き渡ります!! その結果・・・
原型をとどめてません~! その後・・・
祭壇のろうそくで燃やします。怨念の詰まった紙は意外に大きな炎となって消えていくのでした・・・
(おばちゃん、ちょっとやけどしてたみたいです・・・)
その後、大きな赤い紙を渡されます。お経の様なものがいっぱい書いてある紙でした。 これを広げて
大きく自分の名前を書き込みます。 その後・・・
名前入りの紙を畳んで全身にあてがいます。きっと自身の気を吸収しているのでしょう・・・
いわば自分の化身を作っている訳ですね。 そして・・・
同じく祭壇のろうそくで燃やします。より大きな炎となって天界に消えていきます・・・
これで打ちのめされた厄と自分の化身が天界でシンクロナイズされる訳ですね。
厄は既に打ちのめされてますから自分の化身が100%勝っちゃう訳です~! てな解釈を
こしあん勝手にしちゃってます。。。(間違ってたらゴメンなさい) そして最後に・・・
おばちゃんの懐から取り出した怪しげな飾り物を祭壇のろうそくにかざしだしましたよ・・・
さっきからず~っとお経みたいなお呪いを唱えながらです・・・
そして急に地面にその飾り物を投げ出しました!
みるとそれは半月状の木製の飾りみたいなものでした。その向き加減で近い将来に
気をつけるべく人やものを言い当ててもらえるそうです。
今回の取材に協力頂いた女性のお客様はどんな占い結果だったのか・・・
口が裂けても言えません・・・
因みにこの厄払いおばちゃんはこの高架下で香港人の厄を払い続けて20年以上、1日平均
10名のお客さんがあるそうです。忙しい土日なんかは香港全域からお客様が集まり
この高架下に1日1000人のお客さんが集まる事もあったとか・・・
厄払いおばちゃんは普段、3-4人がそれぞれのブース(祭壇)?でみなさんのお越しをお待ちしてます。
厄払い料金 1回 HK$50.00
出張サービスなんかもできるそうですよ!
ぜひご体験下さい!
尚、おばちゃんは完全広東語オンリーですので言葉の分かる方を帯同されて行かれる事をお勧めします。
厄払いするならこのホテルの近くですっ!⇒
ノボテルセンチュリー
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